食品の安全性を守り、お客様から求められる多種多様な加工に対応するためには、高度な技術力が必要です。当社は、幅広い食品分野の原材料を扱い、他には真似のできない固有技術でお客様の製品づくりを支えています。異物を除去し、大きさや形を揃える「選別技術」、お客様の要望に合わせて原料を加工する「脱皮・挽き割り・粉砕技術」、製品の味や栄養分に直接かかわる重要な加工とされる「酵素失活技術」など、豊富なノウハウで高精度な原料加工を行い、さまざまなお客様から高い評価を得ています。
金属、石、ゴミなどの異物除去のほか、変色したり、大きさや形が不揃いな物を選別。それぞれのお客様が設ける規格に沿った選別を行い、スムーズな製品づくりにつなげます。安定した製品品質でペリカンの選別技術が食品製造中の問題の発生を防ぎ、高生産・高品質を支えています。
網を使い、大きなゴミや細かいチリを除きます。
風の力で、軽い物、重い物を選り分けます。
色の違いを見て、虫食いや変色したものを分けます。
金属異物を磁力で、取り除きます。
お客様の規格に適合し、高い安全性を確保した原材料を納品します。
大豆の「脱皮」製法特許を取得しています。大豆を皮と子葉に分けます。
サイズや形を選別し、粒が揃ったきれいな大豆を使います。
皮を剥きます。
取り除いた皮は、飼料として利用されます。
大豆(子葉)は半割れ大豆になります。
お客様の要望に合わせて、粒の大きさを変えています。
半割れになっている大豆を使用します。
細かく砕きます。
四ツ割り、八ツ割り、十六割り、細粒などに加工した大豆は、納豆の原料になります。
青えんどう豆や小豆などの細粒加工も可能です。
生の大豆はそのまま使用すると消化に悪いので、「酵素失活」をしてえぐみや青臭みを取り除きます。
半割れになっている大豆を使用します。
原料の特性に則した条件で、味覚調整・殺菌処理をします。
大豆をパウダー状にして加工しやすい状態にします。
半割れになっている大豆を使用します。
挽いてパウダー状に加工。健康補助食品や豆乳などに使われます。
小豆(左)と青えんどう豆(右)をパウダー状に加工。大豆以外の食品も粉砕しています。
解砕 | 水分や湿気などにより塊になってしまった粉末を、ほぐしてばらばらにします。 |
---|---|
分級 | 粉を粒子の大きさや密度、形状などによって分けていきます。 |
混合 | 粉砕・解砕・分級した粉を、ダマが出ないように、精密混合します。 |
検査 | X線を通し、金属やゴム、ガラス等の異物がないかチェックしてから出荷します。 |
乾燥 | 原料の特性に則した条件で乾燥します。 |
詰替 | フレコンバッグから小袋詰め、またその逆のリパックをします。 |